2021-03-18 第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
日本では、現在の雑魚寝形式の避難所ができたのは約百年前の関東大震災のときだと言われていますが、それ以来、長らく雑魚寝形式が続いてきました。二〇一八年の西日本豪雨災害では、多くの避難所で段ボール簡易ベッドが設置されましたが、発災後平均十日以上かかったようです。他方、欧米では、避難所開設後おおむね三日以内に簡易ベッドを設置している国が多いようです。
日本では、現在の雑魚寝形式の避難所ができたのは約百年前の関東大震災のときだと言われていますが、それ以来、長らく雑魚寝形式が続いてきました。二〇一八年の西日本豪雨災害では、多くの避難所で段ボール簡易ベッドが設置されましたが、発災後平均十日以上かかったようです。他方、欧米では、避難所開設後おおむね三日以内に簡易ベッドを設置している国が多いようです。
ですから、私は、体育館に避難所として雑魚寝をさせるようなことというのは早く直すべきだというのは一貫して思っていることであります。
何か、災害があると体育館で、避難所に泊まって雑魚寝をするのが当たり前というのは、私、やっぱり余りにも、人としてのやっぱり尊厳というのは被災者になっても守られるべきだということで、この東日本大震災の復興のシンボルとしては人間の復興ということを言うべきだというのは党内で提案したことがございます。
大臣おっしゃっているとおり、やはりこの十年間、体育館に雑魚寝をして、本当に女性でいうと着替えるスペースもなくて、あと授乳するようなところもなく、子供が泣いて皆さんから非難されて、子供を一時集めておくような場所もない、生理用品もないというふうな声がたくさんやっぱり上がったと思いますので、この十年間やはりいろいろ蓄積されたことを、そして当事者の人たちの意見を聞いて改善していくことが私は大変大事だというふうに
今までであれば、避難所の開設は原則一週間以内と災害救助法で定められていることもありまして、多くの人が雑魚寝状態でプライバシーがない状態でした。この多くの人が雑魚寝状態で横になっているというのは、まさに今で言う、振り返ると三密状態ということであります。
プライバシーを守らなきゃいけないのに、すし詰め、雑魚寝、特に女性、子供、ひどい避難所の状況であるという話がずっと長きにわたってあって、しかし、テントが、この臨時交付金も使うことによって避難所で当たり前になりつつある。私は、随分前進したと思って、よかったなと率直に思っているところでもあるんです。 更に申し上げると、先週の福島、宮城の地震の中で、避難所が開設されました。
JR、地下鉄、商業施設に近接した利便性の高い環境であり、一見、快適に暮らしているように見受けられますが、しかし、この間、海辺の一戸建てに住まわれて、その後、雑魚寝の避難所の生活、プレハブの仮設住宅を経て、突然、高層の集合住宅に住まうことになり、鉄の扉で隔たれたふなれな生活を今なお続けていらっしゃいます。しかも、震災から十年近くたち、皆さん十歳、年を重ねています。
見ますと、前田ハウスに宿泊できます、限定十五名、三月八日から十四日まで六泊、部分参加オーケー、前田は三月八日から十二日滞在、百四十平米の大型アパートメントに十五人で雑魚寝宿泊、女子部屋あり、パーティーではビール、ワイン飲み放題、そして軽食フリーなどとあります。
私、ちょっと不思議に思ったのは、タウンハウスみたいなところを借りていらっしゃる、そこに雑魚寝して、十五名、「雑魚寝」と書かれていますね、「雑魚寝宿泊。女子部屋あり」と。大型アパートメントに十五名、こういうことですね。それで、旅費の規定による旅費はちゃんともらっていらっしゃって、ただ、足りない、自弁、自費で足していらっしゃると。 官房長、きょう来てもらっていますね。
ただでさえ避難所の運営というのは非常に難しくて、雑魚寝の避難所がまだまだ多いという状況。避難所の国際的基準でありますスフィア基準には程遠いことに加えまして、今回、新型コロナウイルス感染症の事態の中で健康状態の確認や動線の変更など、本当に様々な対応、追加的な対応が必要になってきます。
段ボールベッドに関しては、この際、今回のこのコロナを奇貨にして、私はかねがね問題意識を持っていたんですが、避難所におけるあの雑魚寝、すし詰め、プライバシーなし、もういろいろな委員会で武田大臣もさまざま指摘されていると思いますが、あの風景、百年前の関東大震災と同じような風景をなくしていきたい、そういうふうに思うところであります。
○赤羽国務大臣 私はかねてから、体育館の雑魚寝型の避難所というのは極力短くするべきだということは主張してまいった一人でございます。人としての尊厳というのをやはり守らなければいけないという思いからでございました。
でも、施設には職員が寝泊まりするようなスペースはないし、職員が雑魚寝していたら万が一のときに一気に感染が広がってしまう。不安を抱え、悩みながらお仕事を続けられているそうです。介護職員の方々が近距離から、できれば徒歩圏内から通勤できる体制づくりが不可欠だと感じております。
私ちょっと考えますと、これ、避難所に行きますと、恐らく多くの議員の皆さんも行かれていて感じる、同じだと思いますけれども、結局密集した中に雑魚寝というような状況ですよね。
シャルル・ドゴールでは、人との間隔を一メートル以上空けてくださいと指示されましたけれど、成田に着いたらぎゅうぎゅう詰めで、検査待ちで雑魚寝を強いられ、また、結果が出ないので熊本の実家にも帰れず、周辺のホテルにも断られ、全て自費で、日本は先進国なのかな、クエスチョンマーク。こういう、いろいろつぶやいたものをまとめた形で圧縮しています。
しかし、基本的には、大きな体育館で、初めは段ボールもなく、そこで雑魚寝から始まっているんですよね。そこは、今、コロナウイルスがこれだけ蔓延しているという中において見たら、やはり大きな変更と改善が求められると思います。 先ほど緑川議員からも、避難所の感染問題についてお話がありました。私も同じ質問をさせていただきたいと思うんです。
雑魚寝をする。そして、食事は、おにぎり、パン、レトルト、冷たい弁当。炊き出しがあれば、きょうはよかったかなと。温かい汁物が欲しい、野菜が食べたいという要求は、どの災害、どの避難所からも起こり得る、そういう状況がありました。プライバシーも当面はなく、生活を送る場としては余りにも劣悪な環境であります。
今、既にそこで雑魚寝していたら、もうそのままでほっておいてくれ、避難者の人はそう思う。
私もいろいろ現場の写真を見せていただいたら、本当に雑魚寝をしているような現場もたくさんあります。そういう意味では、ベッドも含めて、こういった備品は消耗品でございますので、その都度、必要に応じてやはり予算をつけなければいけない部分だと思います。
日本の避難所といえば体育館で雑魚寝というようなイメージがあるわけでありますけれども、もうこの点を最後の質問としてお聞きしますが、行政としてこういう点はどのようにお考えなのか、お聞かせください。
避難所の生活環境の改善は、政府としても、被災者を支援する上で極めて重要であると認識しておりまして、体育館で雑魚寝というお話ございましたけれども、完璧ではないとは思っておりますけれども、逐次改善を図ってきているところでございます。
やはり避難所の姿が、我が国では、百年前の関東大震災の、あの東京駅の下にすし詰めになって雑魚寝でみたいなところと全く変わっていないということに私は強い問題意識を持っていまして、災害関連死の話もあります。気の毒に、被災されて家に住めない方、家で暮らせない方々が避難所に来る。
段ボールを敷き、雑魚寝をしたり、こういう光景は報道でも何度も繰り返し私も見てきましたし、私も阪神・淡路大震災の被災者でありますから。そういうところ、一挙に大勢の人が体育館で避難する、もうトイレは詰まってしまってトイレがもうできないという、衛生上非常に大きな問題も出てきておりました。